「久しぶりにバイクに乗ろうと思ったら、エンジンがかからない…」 「事故で壊れたバイク、直すべきか買い替えるべきか…」
バイクに乗っていれば誰しもが経験するトラブルですが、ここで選択を間違えると、数十万円単位で損をしてしまうことをご存知でしょうか?
私は普段、バイクの整備や車検を行っていますが、お客さんから相談を受けて**「正直、これを直すお金があるなら、別のバイクを買ったほうがいいですよ…」**と伝えざるを得ないケースが多々あります。
今回は、プロの目線から見て**「修理地獄に陥りやすい(=売ってしまったほうが賢い)」バイクの危険な症状**を5つ紹介します。
もしあなたのバイクにこれらが当てはまるなら、修理見積もりを取る前に、まずは「現状でいくらで売れるか」を確認すべきです。
1. 燃料系トラブル(キャブ・インジェクターの詰まり)
エンジンがかからない原因で一番多いのがこれです。特に数ヶ月〜数年放置していたバイクは、ガソリンが腐って燃料の通り道を塞いでしまいます。
キャブレター車の場合
古いバイク(キャブ車)の場合、キャブレター内部のジェット類が詰まっていることが多いです。これはオーバーホール(分解清掃)で直ることもありますが、工賃だけで数万円かかるのが一般的です。
インジェクション車の場合(要注意!)
最近のバイク(インジェクション車)はさらに厄介です。 インジェクターという精密部品が詰まったり、**燃料ポンプが故障(死亡)**しているケースがあります。
こうなると「清掃」では直りません。「部品交換」になり、部品代だけで数万円〜高いものでは5万円以上かかることも珍しくありません。これに工賃が乗っかってきます。
2. 【最悪のケース】燃料タンク内の「錆(サビ)」
私が今まで相談を受けた中で、**もっとも「修理費が高額」になりやすく、もっとも厄介なのが「タンクの錆」**です。
放置されたバイクのタンク内は、結露などで驚くほど錆びています。「錆取りをして、コーティングすればいいんでしょ?」と思うかもしれませんが、甘く見てはいけません。
- 錆取り・コーティング費用が高い 専門業者やプロに頼むと、タンクの脱着・錆取り・コーティングだけでかなりの金額になります。
- 「錆のカス」がエンジンに回る悲劇 これが一番怖いです。タンク内の細かい錆の粉が流れ出し、キャブレターやインジェクター、燃料ポンプに詰まってしまうのです。
こうなると、タンクを直してもまたすぐにエンジンが止まります。「タンクも、ポンプも、インジェクターも全交換」という**修理費の青天井(フルコース)**に突入します。
3. 電気系(CDI・ECU・イグナイター)の寿命
「セルは回るしガソリンも来ているのに、火が飛ばない」 こういう時に疑われるのが、CDIやECUと呼ばれるコンピューター部品の故障です。
新しいバイクなら交換すれば直りますが、古い絶版車の場合、**「部品がもう生産されていない(廃盤)」**というケースが非常に多いのです。
中古パーツをネットオークションで探しても、高額だったり、結局それも壊れていたり…。 **「直したくても部品がないから直せない」**という、どうしようもない状況になりがちです。
4. 事故車・転倒車の「フレーム・フォーク」ダメージ
「転んでハンドルが曲がっただけ」と思っていても、プロが見るとフロントフォークが曲がっていたり、フレームにダメージがいっていたりすることがあります。
フロントフォークの全交換やフレーム修正は、バイク修理の中でもトップクラスに高額です。 見た目は直せても、「真っ直ぐ走らないバイク」にお金をかけるのは危険すぎます。
5. 長期放置の「消耗品全滅」コンボ
「ただエンジンがかからないだけ」だと思っていても、長期間放置されたバイクは全身がボロボロです。
- タイヤのひび割れ
- チェーン・スプロケットの錆
- ブレーキの固着
- 燃料タンクの蓋(キャップ)が開かない
これらをまともに乗れる状態まで全部直すといくらかかるでしょうか? 10万、15万とかかることもザラです。
冷静に考えてください。その修理代15万円で、もっと調子のいい中古バイクが買えてしまいませんか?
結論:修理見積もりの前に「査定」だけしてみるのが正解
「愛着があるバイクだから直したい」という気持ちは痛いほど分かります。 でも、**「直すのに20万円かかるけど、直った後のバイクの価値は5万円」**なんてことになったら、経済的には大損失です。
もし今回紹介した症状に心当たりがあるなら、バイク屋さんに修理でお金を払う前に、**「今の動かない状態でいくらになるか」**を確かめてみてください。
意外と値段がつくケースも多い
- 4ストなのに白煙を吹く
- 2ストでオイル切れして焼き付いた
- 事故でボロボロ
一見「ゴミ」に見えるような状態でも、大手の買取業者なら「部品取り車」や「海外輸出用」として値段をつけてくれることがあります。
まずは無料の出張査定を試して、「修理にいくらかかるか」と「売ったらいくらになるか」を天秤にかけてみましょう。賢い選択をするのは、それからでも遅くありませんよ。
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